1月から、総務省「電話リレーサービスに係るワーキンググループ」の構成員となりました。
「電話リレーサービスに係るワーキンググループ」開催要綱
電話リレーとは、聴覚障害者の「手話」「文字」「音声」を通話オペレーターが通訳し、お店や病院などに電話でリアルタイムにつなぐサービスのことです。
耳が聞こえない皆さんは、急にお店や病院に連絡をしたかったり、あるいは緊急通報をしたい場合、近くに助けてくれる家族などがいなければコミュニケーションできない状況が続いてきました。米国や韓国など諸外国では、こうした電話リレーサービスが公的に導入されていて、不便が少ない状況があります。
日本財団が2013年から無償提供プロジェクトを実施しつつ、政府としての取組を政策提言してきました。電話リレーサービスが「福祉」なのか「通信」なのかで、所轄省庁が厚労省か総務省か議論されてきましたが、昨年11月の参議院予算委員会で安倍総理が「総務省が担当する」と名言したことから、今年に入って本格的に議論が開始されたことになります。
その経緯については、総理答弁を引き出した薬師寺みちよ議員へのインタビューを御覧ください。
電話リレーサービスは重大な公共インフラ―首相答弁引き出した薬師寺みちよ参院議員に聞く(ニコニコニュース)
なお、事務局資料が公表されていて、このp16-18において、このワーキンググループでの検討事項
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