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「東北から、パラダイムシフト」 みちのく復興事業シンポジウム開く

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みちのく復興事業パートナーズとNPO法人ETIC.(エティック)は3月5日、第7回「みちのく復興事業シンポジウム」を東京・汐留の電通ホールで開いた。東日本大震災の翌年にスタートした同パートナーズは、東北で活躍する起業家・NPO・団体などを企業が協働して支えるプラットフォームで、花王・JCB・ベネッセホールディングス・電通の4社が参画している。



今回のシンポジウムは、震災後の東北で“社会課題の実験場”ともいえるような新たな取り組みが芽生えていることを背景に、「東北から、パラダイムシフト」をコンセプトに設定した。

第1部は、慶應義塾大大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授が登壇、自身が研究する「幸福とイノベーション」を演題に基調講演を行った。前野教授はまず「幸福は人間が生きる上での普遍的な価値。製品やサービス、街や組織づくりをする際に幸せということを設計変数に入れなくては」と語り、その上で、現代は、金・物・地位といった「地位財」ではなく、安心・健康・心といった「非地位財」による幸せにパラダイムシフトしていると指摘。また、幸せの四つの因子として「やってみよう(自己実現と成長)」「ありがとう(つながりと感謝)」「ありのままに(独立と自分らしさ)」「なんとかなる(前向きと楽観)」を挙げ、幸福とイノベーションを起こす条件が似

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