昨年発表されたVersaはFitbitにとって救世主となった。2年にわたって低迷していたFitbitはこのスマートウォッチで息を吹き返した。前四半期の決算によれば、スマートウォッチの出荷台数はこの2年で初めて対前年比プラスを記録した。
魅力に欠けるIonicの後でVersaがヒットした理由は、小型化、洗練されたデザイン、エコシステムの成熟などいろいろ考えられる。しかしいちばん重要な点は価格だった。Versaは200ドルだった。これはIonicより100ドルも安い。今回のVersa Liteの発表はFitbitがこの重要な教訓をよく学んだことを示している。このスマートウォッチは名前のとおり、Versaの機能限定廉価版で価格は160ドルだ。
CEOのJames Park(ジェームス・パーク)氏がTechCrunchのインタビューに答えて語ったところによれば、昨年のVersaのリリースでFitbitのスマートウォッチ事業は前年同期比で442%成長したという。スマートウォッチは現在、Fitbitの事業の44%を占めており、Fitbitは米国であのAppleに次ぐ2位のスマートウォッチ・メーカーとなった。パーク氏はこう述べた。
スマートウォッチ事業に関心を持つメーカーや起業家が増えている。しかしこの分野に飛び込むには大きなハードルがある。使いやすさ、シンプルさ、そして何より価格だ。
さらに
コメント