働いていれば多かれ少なかれ遭遇する、謝罪の場面。
烈火のごとく怒る相手から許してもらうのは、至難の業です。
独立に役立つ心理学シリーズ、今回は内藤先生に心理学的に正しい謝り方、についてお伺いしました。
内藤先生いわく、謝罪にはいくつかのコツがあるようです。そのコツを押さえて、急場をしのぎましょう!
言葉だけでは、人は誠意を感じない? 謝罪には「プレミアム感」をつけろ!
今回のテーマである謝罪。
昨今あらゆる企業、個人が炎上などで謝罪をする場面を目にする機会が増えました。
炎上とまではいかなくても、何かの不手際でどうしても謝らなければならない時ってありますよね。
今回は心理学的に有効な、謝り方についてご紹介します。
カナダのマニドバ大学、キャシー・グッドウィン先生は以下のようなシナリオ実験(ある架空の状況を実験参加者に提示し、それに対する反応を見る実験)を行いました。
そのシナリオを要約すると、以下の通りになります。
①ある自動車修理を請け負っている会社が、修理の納期を遅延させてしまいました。その後の対応として修理会社は客に対して「口頭で丁寧に謝りました」。
②ある自動車修理を請け負っている会社が、修理の納期を遅延させてしまいました。その後の対応として修理会社は客に対して「口頭での謝罪に加え、修理代金の10%を値引きしました」。
この2つを比較した結果、②の方が客の怒りを静めるこ
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