日本人の中でも、先祖崇拝の気持ちが薄れているわけではない。お盆の時期には、先祖の墓参りをしたい気持ちはあるし、遠くていけない場合にも、心の中では手を合わせている。それでも宗教への関心が薄れているのは、明瞭な加入・脱退の方法や、料金体系が示されていない、閉鎖的な慣習に違和感や猜疑心を抱いているためだろう。そのイメージを払拭して、寺院の収益性を高めるには、良い意味で“サービス業”としてのビジネスモデルを再構築していく必要がある。
わかりやすいのは、閉鎖的な檀家制度をオープンな会員制度に改めていくことである。具体的な方法として、会員制の永代供養サービスを提供する寺院では全国から契約者が集まっている。
Source: 起業3
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