百田尚樹氏の『日本国紀』について朝日新聞紙上で『応仁の乱』が大ベストセラーになった呉座勇一氏が猛烈な批判を行いそのなかで百田尚樹氏が『日本国紀』で非常に多くのユニークなヒントを得ているとみられる井沢氏のことを揶揄した。
それに対して『日本国紀』の「監修」(通常の意味の監修なのかといえばそうでもないのだが百田氏はどういう役割かを説明しているので問題はない)をした久野潤氏がiRONNAで反論し、それに対して呉座氏がアゴラで再反論した。
私も両者の中間的な立場から論評を加えた。そして、私は近日に発売予定の『「日本国紀」は世紀の名著かトンデモ本か』(パルス社)でかなり詳しくこの論争について論じている。
日文研サイト、井沢氏サイトより
この論争について百田氏はほとんど語っていないが、こんどは、井沢元彦氏が「週刊ポスト」で反論を公開質問状として出した。『井沢仮説を「奇説」「歴史ファンタジー」と侮辱する歴史学者・呉座勇一氏に問う』というものだ。
井沢氏はこの公開質問状の中で、梅原猛氏によって提起された「異業種交流」によって「学者バカ」に歯止めをかけるということの重要性を指摘し、そのような理念を実現すべく設立した国際日本文化研究センターの助教である呉座氏がそういう理念と正反対の立ち位置にあることを糾弾している。井沢氏は良いところをついているが、呉座氏が「梅原さんなんて過去の人だから知らねえよ」とい
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「週刊ポスト」で井沢元彦氏が呉座氏に公開質問状
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