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若者のメディア行動変化が“就寝時刻の前倒し”のせいって本当?

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電通メディアイノベーションラボは、2月に『情報メディア白書2019』(ダイヤモンド社刊)を刊行しました。







今回の巻頭特集では「平成の30年 情報メディアの変遷と革新」と題して、メディアの利用者動向とビジネス動向の両面から、現在へと至るメディアの歩みを振り返っています。

今回からスタートする連載では、そのエッセンスを紹介するだけでなく、30年を振り返る中で私たちのメディア社会はいったい何を手に入れたのか、平成「後」に向けてどんな課題を抱えているのか、新たな視点を交えて解説していきます。

連載の第1回となる今回は、電通メディアイノベーションラボの美和晃が、『情報メディア白書2019』巻頭特集1のPart 1「メディア接触行動の変貌と“豊かなメディア社会”への展望」の中から、平成の30年間のうち最後の10年間のメディアを取り巻く状況を取り上げます。

特に、その中でも最も注目されることの多い若年層のメディア接触の変化という話題に焦点を当てます。長期の調査データを改めて振り返ることで初めて得られた意外な発見について、お伝えします。

スマホ普及により駆動された若者のメディア環境変化

2011年の東日本大震災から8年が経過しました。遡上する津波、原発建屋の水素爆発など未曾有の映像が次々に目の前に飛び込

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