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統計不正問題は、「モリカケ」問題と同じである!

経済ニュース
編集部撮影
厚労省の統計不正問題で、新たな疑惑が浮上している。2015年に、毎月勤労統計の調査対象となる、事業所の入れ替え方法が変更されていたのだ。
この変更について、経済学者の金子勝さんは、「アベノミクスが失政だということを隠すために、統計の方法を変えた」と解説する。つまり、統計の数値がよくなるような方法に変更すべしと、官邸からの強い指示、圧力があったのではないかというのだ。
実際、20日の国会で、厚生労働大臣の根本匠さんは、その検討会の座長に対して、「部分入れ替え方式を検討すべきだと、関係者から意見があった」と答弁している。
そして、その「関係者」とは、当時の首相秘書官、中江元哉さんだったと明言したのだ。しかし、その中江さんは「記憶にない」と言う。
一方、安倍晋三首相は、「私は当時の秘書官から、(厚生労働省の有識者)検討会に関する報告を受けていない。最近になって初めて知った。私からは何ら指示をしていない」と述べている。
ここまで読んで、気づかれた方も多いのではないか。そう、「加計学園問題」と酷似しているのだ。
加計学園の獣医学部新設問題で、首相補佐官だった柳瀬唯夫さんが、官邸で愛媛県や今治市の関係者と面会した。「首相案件だ」と言ったという記録も残っている。それにもかかわらず、柳瀬さんは「記憶にない」と答えたのだ。それだけではない。安倍首相も、その件について指示もしていないし、

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