月面探査プログラム「HAKUTO-R」 パートナーを発表
民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」に取り組むispace(https://ispace-inc.com/jpn/)は2月22日、コーポレートパートナーの記者発表会を、東京・港区の六本木ヒルズで行った。
同社は、2007~18年に行われた、民間による最初の月面無人探査を競うレース「Google Lunar XPRIZE」に日本のチーム「HAKUTO」として参加した。ローバー(月面探査ロボット)を開発しレースに臨んだが、他チームのランダー(着陸船)開発とロケット契約が成立することを前提としたことで自力での月輸送ができず、2018年3月をもってレースへの挑戦を終了。レース自体も、全チームが期限内の打ち上げを達成できず、勝者なしで終了した。
その後ispaceは、18年9月に新たな月面探査プログラム「HAKUTO-R」を発表した。ネーミングの“R”には、「Reboot」(再起動)の思いを込めたという。
プログラムのミッションは二つ。一つは、日本初、民間主導でランダーを月周回軌道へと投入し、月のデータを地球へ届けるデモミッションで、月の情報取得と地球と月の間の輸送サービス構築に向けた技術検証を行う。(2020年)
二つ目は、ランダーで月面に着陸し、搭載した
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