東京がオリンピックの前に学ぶべきは「ロンドン」
ロンドンに立ち寄る機会がありました。もともとは、ウクライナの不動産視察のためにトランジットで行くだけだったのですが、せっかくなので数日滞在し、久しぶりにイギリスの空気を吸いました。
ロンドンの中心部のマティーニで有名なバーがあるチャーミングなホテルに泊まりました。近くに、取引先でもある世界最古のスピリッツ商のBB&R(ベリーブラザーズアンドラッド)本社がありました。特別な部屋に案内してもらい、シャンパーニュをご馳走になる機会もありました(写真)。
イギリスと言うと、まず「食事が美味しくない」という偏見があったのですが、今回そのイメージが大きく覆されました。
イギリスの伝統的な料理はともかく、ロンドンで入ったレストランは、どれも洗練されていて、フランスやイタリアのようなラテンの国々との格差がずいぶん小さくなっているように思いました。
また、人々が明るくフレンドリーで、以前の暗くてとっつきにくい感じもすっかり変わって驚きました。
そして古い建物を大切に使いながら、新しい近代的でアーティスティックな高層ビルも次々に建設され、アイコニックなデザインの建物が街の魅力を更に高めています。テートモダンのような現代アートの展示も充実し、世界的なトレンドにもしっかり対応しています。
数日の滞在だけで決めつけるのは早計かもしれませんが、ロンドンが以前にも増して、国際観光都市として開かれた街に
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