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トランプ大統領と「世界最年少の首相」の相性は

経済ニュース
安倍晋三首相にとってゴルフ友達でもあるトランプ米大統領との会合は既にルーティンとなった感があるが、欧州アルプスの小国オーストリアのセバスチャン・クルツ首相にとっては文字通り世界の政治のひのき舞台、米ホワイトハウスでトランプ大統領と行う会合は初体験だ。オーストリア通信(APA)によると、同国の首相がホワイトハウスで米大統領と会うのは13年ぶりという。
トランプ大統領とオーストリアのセバスチャン・クルツ首相(FB、オーストリア連邦首相府公式サイトから)
クルツ首相は20代後半から政界入りし、弱冠31歳で一国の首相に上り詰めた政治家(現在32歳)だ。2015年に中東・北アフリカから大量の難民が欧州に殺到した時、国境線の閉鎖をいち早く実施して名を挙げた。同首相は欧州政界では既に有名人であり、同首相と会見を期待する欧州の政治家も少なくない。特に、難民問題で苦悩するドイツでは、難民歓迎政策を実施したメルケル首相とのコントラスということもあって、厳格な難民政策をいち早く打ち出したクルツ首相はスターだ。ドイツの政治討論ではクルツ首相は常連ゲストだ。
昨年下半期は欧州連合(EU)議長国として欧州政治を主導し、今年に入ると、その活動範囲を拡大。米国入りする前に韓国・日本を実務訪問し、文在寅大統領、安倍首相らアジアの指導者と面識を持ったばかりだ。
クルツ首相はホワイトハウスでいよいよトランプ大統領と会合

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