PKSHAが3Dアルゴリズム開発のSapeetを子会社化
汎用型対話エンジンや領域特化型の画像認識エンジンなど、自社で開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムモジュールを展開するPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)。同社は2月13日、3Dアルゴリズムを開発するSapeetを子会社化したことを明らかにした。
株式の取得価格については非公開。SapeetではPKSHAの顧客基盤や管理インフラなどのアセットを活用しつつ、引き続き独立したチームとして事業開発にあたるという。
Sapeetは2016年3月の設立。翌年にベンチャーキャピタルのANRIからシードラウンドで資金調達を実施しているが、実はこれがSapeetにとって唯一の外部からの資金調達だ。そういった意味では比較的早いフェーズでのM&Aと言えるかもしれない。
3Dアバターで着圧情報や着心地がわかる仕組みを構築
現在Sapeetでは3Dネット試着システムやサイジングモジュールなど、コアとなる3D技術をアパレル業界を中心とした複数の領域で展開している。
同社のネット試着システムを導入したECサイト上では、ユーザーが身長・体重・年齢・性別を基に自身の“分身”となる3Dアバターを作成する。商品の3Dデータと照らし合わせることで、このアバターを通じてネット上で洋服を試着し、サイズやコーディネートを確認できる仕組みだ。
特徴は「どこがきつく
コメント