運用型広告の安全性を高める、新たなブラックリストとホワイトリスト
電通デジタルの田中彩華です。データやテクノロジーを駆使した、クライアント向けの計測ソリューションや、BIツールの開発をチームで行っています。
電通グループでは、インターネット広告の透明性を本質的に確保するため、明快(クリア)な行動指針(コード)、すなわち「Clear Code」(クリア・コード、商標出願中)を提唱し、施策を展開していくことを発表しました。概要は本記事末尾をご覧ください。
前回はアドベリフィケーション推進協議会の調査レポートを基に、日本のインターネット広告の「価値毀損リスク」について見てきましたが、今回はこれらのリスクに対応するべく電通グループが開発した、クリア・コード第1弾ソリューション「エージェンシーブラックリスト」と「テーラードホワイトリスト」を紹介します!
運用型広告枠のリスクと在庫量・価格はトレードオフだけど…
運用型の広告枠は、ほぼ無限に在庫があるのが魅力です。しかし、残念ながらリスクと在庫量・価格は常にトレードオフの関係にあります。この業界では「美味しい天然うなぎは、希少価値が高くて、価格が高い」という話によく例えられます。
電通グループでは以前から、安全で優良な広告枠だけを集め、柔軟な運用ができるブランディング広告メニュー「電通PMP」を提供してきました。アドベリフィケーションの諸問題を加
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