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獣医が最も自殺する「職種」という話

経済ニュース
ショッキングな記事が掲載されていた。今月1日付のスイス日刊紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(略称NZZ)でビルギット・シュミット記者の 「獣医が職種の中で最も頻繁に自殺する」という記事だ。獣医は瀕死の重傷や重病の動物に対して「自分は彼らを助けることができない」といった無力感にとらわれるという。獣医は人間の治療をする医者(Humanmediziner)より5倍多く生き物の死の場に同伴するというのだ。
▲当方宅で一時預かった雌犬リロ(2008年8月撮影)
見出しを読んだ時、信じられなかった。獣医は動物を愛する若者が夢見る職種の一つと考えていたが、現実は常に生き物の死と向き合わなければならない。愛する動物が亡くなった場合、飼い主は泣くが、死の場面に対峙する獣医にとっても同じだというのだ。
若者の夢の仕事と思われている獣医に自殺件数が多いことを裏付ける統計がある。「米獣医医師会」発行のジャーナルに1979年から2015年の間、米国で亡くなった1万1600人の獣医の中で自殺した件数は約400件にもなるという研究報告が発表されていた。ここ数年、獣医の自殺件数が増加傾向にあるという。一般国民の自殺件数は男性が女性より多いが、獣医の場合、女性の獣医の方が自殺しやすいという研究結果が出ている。
シュミット記者が取材した獣医は28年間働いてきたが、その期間に10人の仲間が自殺したというから、米国

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