これからのプロダクトに求められるのは「マテリアル体験」だ!
マテリアルコネクション東京・吉川久美子代表(右)と、電通CDC堀田峰布子。都内の「マテリアル・ライブラリー」で
2018年12月、電通は「Material ConneXion Tokyo」(マテリアルコネクション東京)との協業を発表しました。マテリアルコネクションは素材、材料のライブラリーを世界中に持ち、素材起点のコンサルティングを行っています。双方それぞれの強みを生かし、さまざまな企業の新製品開発などに貢献していきます。
この協業で目指すのは、「マテリアル・エクスペリエンス」。素材そのものが持つ「触感」や「環境への低負荷」などの感性価値や社会貢献性を生かし、これまでにないプロダクト体験やシーン創出を提供することです。
マテリアルコネクション東京を運営するエムクロッシングの代表取締役・吉川久美子氏と、プロダクト領域を中心とした電通の社内横断組織「DENTSU DESIGN FIRM」を率いる堀田峰布子氏が語り合いました。
プロダクトの差別化が難しくなる中、重要性を増すマテリアル
堀田:今日は私たちが協業した理由や、両社が目指す「マテリアル・エクスペリエンス」の重要性についてお話しできればと思います。それにしても、このライブラリーには、本当にたくさんの素材が展示されていますね!
世界中の最新素材が「樹脂」「金属」「自然素材」
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