消費のカギを握る「ジャンル別イノベーター」
電通ギャルラボ(以下、ギャルラボ)が注目する「ジャンル別イノベーター」。それは、あるジャンルに対してオタク的ともいえる深い知識や情報を持ち、自他ともに詳しいと認識している人のことです。彼らは、「信頼できる情報を持っている人」として、発信者としても影響力があります。
そのため、時代にヒットする商品やサービスの開発や、新しいマーケットを開拓するためには、ジャンル別にイノベーターへアプローチすることが効果的だと考えます。
連載第2回では、「PR投稿」に対する調査結果と共に、なぜジャンル別イノベーターが消費のカギを握るのかについて、ギャルラボの仮説を交え解説します!
ギャルラボの仮説~ジャンル別イノベーターが消費を動かす!?
インフルエンサーは、フォロワーの「数」で影響力を測るのに対し、ジャンル別イノベーターは情報や知識の「豊富さ」や「深さ」で測ります。ジャンル別イノベーターは、フォロワー数が多く影響力の範囲が広いインフルエンサーの中にも、フォロワー数が少ない一般の人たちの中にも、どちらにも一定数存在します。
より効率的に市場の消費を動かそうとするならば、影響力の大きいインフルエンサーたちの力を借りることが有効です。その際、単純に「フォロワーの数」や「ブログのPV数」などの情報のリーチ数だけに注目するのではなく、そのインフルエンサーが何に詳しい人な
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