麻生氏「子ども産まぬ方が問題」 衆院予算委で撤回 野党は反発(日経新聞)
麻生氏自身が発言を撤回したこともあり、また、氏独特の憎めない人柄も手伝って、早くもこの問題麻生氏が怒られペコリと謝罪の体(もちろん本音で反省するわけもなく)をとり収束しそうである。
私自身、麻生さんファンの一人としてネチネチしたくない気分もあるのだが、意外と根深い救いの無さを感じる発言で正直不快だった。
東京税関を視察中の麻生財務相(財務省サイトより:編集部)
“少子高齢化”の街は、大人の佇まい
現在日本の出生率は1.43とのことである。
“出生数 最少の94万6000人 出生率1.43、2年連続低下”(日経新聞)
急激に人口が急激に減少していくことは、逆ネズミ算とでもいおうか、子供でも分かる算数だ。
理論上の帰結は絶滅だろうが、この点野生動物と違い、未来について考えが及ぶホモ・サピエンスが将来絶滅を選択するとは思えない。
そうなると大幅な人口減が、将来の日本の現実だ。
4959万人というのが2100年の日本の将来人口の中位推計ということだ(総務省 「我が国における総人口の長期的推移」)。
今よりはるかに人口の少ない日本の未来、それ自体は成熟した先進国としてはニューノーマルとも言える姿なのかもしれない。実際、北欧諸国など主に先進国で人口数も人口密度も、現在の日本よりはるかに下回りながら、文化的で豊かな生活を実
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