地域限定型SNS「マチマチ」を提供するマチマチは2月6日、横浜キャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズ、OKBキャピタル、ヘイ代表取締役の佐藤裕介氏、Connehito代表取締役の大湯俊介氏らから1億6000万円を調達した(シリーズA)。また、同時に神奈川県川崎市との協定締結および連携開始も発表した。
日本には古くから「井戸端会議」という言葉がある。かつての長屋に住んでいた人々が共同井戸の周りに集まり、世間話や噂話をする様子を表す言葉だ。現代でも、ゴミ出しのついでにマンションのエントランスなどで話し合い、「あそこのお店がおいしい」「どこどこの公園に不審者がでたらしい」なんていう世間話をするシーンをドラマなどでよく目にする。
でも、特に都心部ではそのような近所の人々との関係性は希薄になりつつあると思う。その理由ははっきりとは分からないが、少なくとも僕が住むアパートでは住民同士が話合うところを見たことはないし、僕自身も隣に住んでいる人の顔さえ知らない状況だ。
とは言え、自分が住む地域に関する情報は知りたいと思うし、特に小さな子どもを持つ家庭にとっては近所の防犯・防災情報はとても重要なもの。そういった昔ながらの井戸端会議をインターネットのちからで復活させようと奮闘するのが、マチマチだ。
同サービスに参加するために、ユーザーはSNSによる認証と実名登録が必要になる。そのようにして
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