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アメリカの恥ずべきインフラ事情

私は今日、米国に飛行機で戻ってきた。家に帰るというのはいいものだ。しかしインフラの熱烈なファンとして、私は落胆をひどく恐れている。私はシンガポールとタイで2週間を過ごしたばかりで、昨年は香港と深センを訪れた。そうしたモダンなアジアに比べると、米国のインフラの多くは今やまったく情けないもので、見るに耐えない。
米国は国民1人当たりではタイよりも9倍裕福だ。しかし私は最近のニューヨーク市の地下鉄よりも、バンコクのSkyTrainに乗りたいと思う。また、敵対的で悪夢のようなLAX(ロサンゼルス国際空港)よりもバンコクの古い第2の空港であるドンムアン空港(実際、国内線や格安航空会社のフライトを扱うようになる前は何年も閉鎖されていた)を利用したい。
ピカピカに磨かれていて、メトロノームのように信頼のおける地下鉄や電車、空港を抱える豊かなアジアの国々からアメリカに行くことがどんなものか想像してみてほしい。そうした比較がいかに米国にとって密かな恥となっているかを米国人が理解しているとは、私には到底思えない。もし理解していたら、米国の(そして米国民の)高いプライドが、「何とかしなければ」と突き動かしていただろう。そのかわり、米国の最近のインフラの多くについては、どうしようもなさが浸透している。どうしようもないというのは、より良いものを追い求めるのは非現実的である、という間違った確信だ。
バンコクと

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