ブランディング22の法則:新カテゴリーを創造し、ナンバーワンを取れ!
何がきっかけだったのか忘れてしまったのですが、最近「ブランディング22の法則」という本を読みまして、なかなか良かったのでご紹介です。著者はマーケティング系では著名なアル・ライズ氏で、私は6年前に「売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」を読んだことがあります。
著者は「法則は22個」というこだわりが強いのでしょうか。
本書は洋書の翻訳にありがちな、冗長で睡眠薬的要素な要素はなく、1つの法則を10ページ程度で平易に紹介しており、非常に読みやすいです。読書が苦手な人ですら、読めそうな本です。
監訳者のあとがきの指摘にもある通り、なんかいくつかの法則が言っていること同じだったり、決してMECEな本ではないのですが、それでも十分に読む価値があります。ブランディングに際し、やってはいけないことや、こういうことをやると良いということが網羅的に書かれています。
大枠の印象としては、ブランディングに際しては「これをやると良い」というより「これをやるとミスブランディングになる」というNG項目が多く、その罠に陥ったがために自滅していったブランドが多々あるのだなと感じました。
例の如く私が気になった箇所をいくつかピックアップして、紹介したいと思います。
☆記事を読む前の確認事項
対象読者層:ブランディングに関心のある方全て
本書目安読了時間:2時間半程度
難易度:平
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