[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Eyu1da3tkJk]
このVlogだけでは意味がわからないと思うので、補足しておく。2004年に厚労省の毎月勤労統計調査のサンプルを減らしたことが国会でも問題になっているが、これは間違いである。このときサンプル数は増えたのだ。これは監察委員会の報告書の次の記述でわかる。
[担当係長は]「2004年からこれまでの集計方法をやめることとしたが、それだけだと都道府県の負担が増えてしまうので、その調整という意味でも(東京都の規模500人以上の事業所に限り)抽出調査とすることとしたように思う。」旨述べている。[…]
これまでの集計方法とは、規模30人以上499人以下の事業所のうち、抽出されるべきサンプル数の多い地域・産業について、一定の抽出率で指定した調査対象事業所の中から、半分の事業所を調査対象から外すことで、実質的に抽出率を半分にし、その代わりに調査対象となった事業所を集計するときには、抽出すべきサンプル数の多い地域・産業についてその事業所が2つあったものとみなして集計する方式であり、全体のサンプル数が限られている中、全体の統計の精度を向上させようとしたものである。
非常にわかりにくいが、こういうことだ:2003年まで勤労統計のうち中小企業は抽出調査だったが、その調査の負担が大きいので、対象企業を半分に
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