日比昭道が行く、 山形県鶴岡市「ヤマガタデザイン」
第一線で活躍中の電通のコミュニケーション・プランナーが、自身のアンテナに引っ掛かった「今ちょっと気になる現場やスポット」をリポートする企画です。
(左から)山中大介氏(ヤマガタデザイン)、日比昭道氏
民間主導で街づくり。
“地域との完全融合”を目指すベンチャーの覚悟
広大な水田地帯に存在する、最先端のバイオテクノロジー研究施設&バイオベンチャー企業の集積エリア「鶴岡サイエンスパーク」。
約21.5ヘクタールの敷地内に、慶應義塾大先端生命科学研究所(微量の唾液や血液や便から健康状態・病気を把握する最先端技術で世界が注目)やSpiber(“人工のクモの糸”を使った新素材を武器に累計200億円以上を調達している繊維ベンチャー)など複数の研究施設、ベンチャー企業が集まる。1999年、鶴岡市の人口減少対策として富塚陽一市長(当時)が若者を集める施策として構想。2001年の慶應大先端生命研の誘致を契機に開発が加速し、現在は地方再生の成功例としても世界から評価されている。
最先端の研究施設、企業が集積する「鶴岡サイエンスパーク」
今回プランナーの日比氏が訪れる「ヤマガタデザイン」は、山形・庄内エリアで“次の世代につなぐ街”をつくることを目的に、20
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