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米政府閉鎖:日本人が知らないトランプの真の狙い(特別寄稿)

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トランプ大統領が壁建設予算を巡って議会民主党と激しく対立し、連邦政府の政府閉鎖日数が最長記録を更新し続けている。
壁建設の意義を説明するトランプ大統領(White House動画より:編集部)
トランプ大統領に敵対する勢力は同大統領を人種差別主義者として印象付けるメッセージを発信しており、日本のメディア・有識者も相変わらずトランプ大統領に対するそれらの偏った見解を無批判に受容している。既にトランプ大統領就任から3年が経とうとしているにも関わらず、トランプ政権を巡る日本の低レベルな言論環境は2016年の大統領選挙の時からあまり変わっていない。
RealClearPoliticsによると、政府閉鎖が深刻化し続けている結果、たしかに2019年1月からのトランプ大統領の不支持率と支持率の剥離は大きくなってきているように見える。トランプ大統領による政府閉鎖の影響は同大統領への支持率全体には負の影響を与えている可能性が高いと言えるだろう。
しかし、トランプ政権が発足した2016年の不支持率に比べた場合、その不支持率は目立って高い水準に到達しているわけでなく、今後幾らでも挽回できるレベルに留まっている状況だ。
一方、2019年1月に行われた最も注目すべき世論調査の数字は、1月10~13日に実施されたNPR/PBS NewsHour/Marist pollであろう。同調査ではヒスパニック・ラテン系

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