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“カメ止め”日本アカデミー8部門受賞はダメだと思う件

経済ニュース
「第42回日本アカデミー賞」の各優秀賞発表会見が15日、都内で行われ、約300万円の低予算で製作されたインディーズ映画「カメラを止めるな!」が正賞15部門中8部門で優秀賞を受賞した。
「カメラを止めるな!」が日本アカデミー賞8部門で優秀賞(デイリースポーツ)
確かに、「カメラを止めるな!」はチャーミングな映画ですよね。
昨年の「カメラを止めるな!」現象はなかなかのものでした。面白いらしいよという口コミが「いやいや、とにかく見てよ」と何とも意味深な表情付きで伝えられたものです。その結果、低予算のインディーズ映画として異例の興行収入30億円超という快挙。
いやいや、私も好きなんですよ、どちらかと言うと。
 
東京国際映画祭などでも活況だった「カメラを止めるな!」©︎ENBUゼミナール
関西弁のおばちゃんプロデューサーや、言いたいことも言えず色々難しいことに翻弄されていく監督など、個性的で愛すべきキャラクター達に思わず“あるある”と盛り上がりました。
なんなら、新宿の居酒屋あたりで「カメ止め」談義で延々と盛り上がるのもウエルカムなんですよ、実際。
そもそも低予算映画(あえてB級とは言いません)自体、嫌いじゃないんです。飯田橋ギンレイホールの3本立映画を観て育ったこともあってか守備範囲は広く、「フレッシュゴードン(フラッシュゴードンではないですよ)」もしっかり観たし、「ロッキーホ

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