事業推進がうまくいかないときに試すべき「リソースハック」とは?
新規事業・新規サービスを立ち上げた直後や、事業フェーズが変化した際に、事業推進がうまくいかなくなることがあります。
そういう場合、マーケティングやグロースハックといった施策ベースのサービス改善が必要なことももちろんありますが、デジタルソリューションの検討に入る前にチェックすべきことがあります。今回は「そのサービスや事業を内部で運営するチームの構成要素」に着眼し、課題解決をするための考え方、リソースハックと私が呼んでいる手法の切り口の一部をご紹介します。
<目次>
▼その1.事業を推進するための経営資源=リソースをチェック
▼その2. 四つの観点から “ボトルネック”をあぶり出す
▼リソースハックをする上で大切なこと
その1.事業を推進するための経営資源=リソースをチェック
うまく事業を推進できていないとき、事業オーナー(※1)の最も重要な仕事の一つは、事業を推進するための経営資源、つまり「リソース」に気を配り、最適な形に調整していくことです。
※1 役職や会社規模に限らず、あるサービスや事業の主体となる責任者
ここで最適化すべき事業のリソースとは、一般的にもよく使われる言葉ですが、いわゆる「ヒト・モノ・カネ・情報」です。
まず「ヒト」です。メンバーの人数、
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