トランプに感化され、表面上は米国南部の国境に壁を建設するために使われるとして2000万ドルを集めたGoFundMeでのキャンペーンは全額返金されることになった。Brian Kolfageという怪しげな事業実績を持つ退役軍人によって展開されたこのプロジェクトは、壁を建設するために“シンプルかつ率直”なプランとうたい、実務のことなど全て無視していた。それでも、プロジェクトはこの記事を執筆している時点で33万7559人の関心を引いている。
おそらく出資者が一番驚いただろうが、連邦政府が寄付を実際に受け取るためのメカニズムがないことから、“すぐに寄付は受け取られないだろう”とKolfageが認識したことで、キャンペーンは現実問題に直面した。キャンペーンのページで、Kolfageは政府が寄付を受け取れるようになるまで、あるいは全ての出資者が徐々にプロジェクトを忘れてしまうまで、寄付を預かる非営利の“We Build The Wall, Inc(我々は壁をつくる会社)”を立ち上げるという、新たな計画を明らかにしている。
当初、出資者にはこのプロジェクトがゴールに届かなかった場合は出資金は返金される、と説明されていた。12月22日、プロジェクトの文言が変更され、返金の部分が削除された。これにより、このプロジェクトはGoFu
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