「極めてボラティリティーの高い動きが見られたことは、強い懸念を持って認識せざるを得ない」――。一時1㌦104円台後半まで進んだ急激な円高と大幅な株価下落を受けて、財務省の浅川雅嗣財務官は先週金曜日(1月4日)の午後、情報交換のため、金融庁、日本銀行幹部を交えた臨時3者会合を開催、直後に記者団にこう危機感を表明した。その数時間後には、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演の場で、既定路線の金融政策の正常化について「柔軟に見直す」と語り、市場の安定を最優先する考えを鮮明にせざるを得なかった。
Source: 現代ビジネス
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消費増税再延期は「現実的に可能か」「適切な判断か」
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