NASAのNew Horizons探査機がUltima Thule(ウルティマ・トゥーレ)の鮮明な写真を送ってきた。 これは太陽系の外縁、カイパーベルトに位置し、長径34はキロ程度だ。
ラテン語で「最も北にあるもの」という意味のこの岩のかけらは人類が接近して観察した中で最も遠い天体となった。ミッションの主任研究員、Alan Sternは「宇宙探査史上最高の技術的成功」と呼んだ。
Ultima Thuleは以前から食を利用した予備的研究が行われていたが、推定は非常に正確さだったことが判明した。 この小天体は数十億年前に2つの岩の塊が次第に接近し、接触融合したものだということがNew Horizonsが撮影した写真によって裏付けられた。これによって太陽系の成り立ちについての研究が大きく進歩することは間違いない。
NASAによるUltima Thule形成過程の推定
この天体は大小2つの球からなり、それぞれUltima(ウルティマ)とThule(トゥーレ)と名付けられた。2つの天体は太陽系形成の最初期に次第に近づき、共通の重心の周囲を回転しはじめた後で接触、融合したと考えられている。
ただしNew Horizos探査機が冥王星軌道を過ぎた後でUltima Thuleを目指したのはこうした特異な形状や成り立ちのために選ばれたわけではなかった。実はこの距離にある天体はどれもが未知であり、
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