AppleのCEO、Tim Cookは今日、同社の第1四半期決算のガイダンス(利益予想)を修正する手紙を発表した。手紙では、売上高を当初予想の890億ドル〜930億ドルから840億ドルに引き下げている。この下方修正のいくつかの要因も強調しているが、おそらくもっとも響いているのが新興マーケットでの伸び悩みだ。
「主要な新興マーケットでいくらか困難に直面するだろうと予想していたものの、大きな経済減速、特に中華圏でのこれほどの減速は予見していなかった」とCookは手紙で述べている。「事実、ガイダンスの数字に届かなかった分のほとんど、そしてワールドワイドでの前年同期比売上の減少の100%超は、中華圏でのiPhone、Mac、iPad販売によるものだ」。
Appleは、将来の成長のために中国のようなマーケットにかなり投資してきた。そして一連の要因により不本意な結果となっている。要因の中でも、経済の減速と中国・米国間の摩擦は、多くの人が貿易戦争につながると考えている関税によって引き起こされた。3月、Cookはプレスに対し、米国・中国間の問題を直接トランプ大統領との対話の中で取り上げた、と述べた。しかしながら、Appleにとって問題となっている新興マーケットでは中国だけではないー同社はインドでも苦戦している。
しかし、それはここではパズルの1ピースにすぎない。Cookが手紙で述べているように、予
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