時事通信の報道によると、
韓国国防省は2日声明を出し、「(海上自衛隊の哨戒機が)人道的な救助活動中だったわが国の艦艇に対し、威嚇的な低空飛行をした」として、わが国に謝罪を要求、、実務協議の開催を呼び掛けた。この声明の中で韓国国防省は、「日本側が公開した動画に見られるように、友好国の艦艇が公海上で遭難漁船を救助している状況で、日本の哨戒機が威嚇的な低空飛行をしたこと自体が非常に危険な行為だ」と指摘。さらに、「韓日国防当局間で事実確認のため、実務協議を継続するという合意にもかかわらず、日本は動画を公開し、高官までテレビのインタビューで一方的な主張を繰り返している」と批判し、「深い遺憾の意」を表明した。
とのことである。
これを見て、筆者は30日付の筆者の記事「韓国レーダー照射の動画公開で新たに見えた重大問題」で指摘した内容が、ほぼ疑いようのない事実であると確信した。もはや、どう見てもこの韓国国防省の対応は悪あがき以外の何ものでもないと感じる。韓国政府は、事態の重大性を欺瞞しようとして国防省に尻ぬぐいさせるのをやめた方が良い。このような声明が、「防衛省に動画を公表されたことがどれほど手痛いものであったか」という内情をさらけ出してしまっている、ということに気が付かないのだろうか。もはや国家として二流以下に成り果ててしまったという印象を受ける。
YouTube 防衛省動画チャンネルより:編集
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