ゆく年を振り返る時、思い浮かぶのはあの人の在りし日の姿——。アゴラをはじめとするネットメディア、報道機関の電子版から「追悼記事」を引用させていただきながら、今年亡くなられた著名人やアゴラ関係者を、読者の皆様と一緒に偲びたいと思います。平成も終わりに近づいた今年は、激動の昭和・平成で一時代を築き上げた方の訃報が相次ぎました。(前編はこちら)
桂歌丸さん 落語家
享年81 7月2日、慢性閉塞性肺疾患で死去
日本芸術文化振興会サイトより
笑点で歌丸さんとの軽妙なやりとりを演じた三遊亭円楽さん
とうとう洒落(しゃれ)にならなくなりました。…(略)…歌丸師匠と過ごした楽屋、旅先、ご自宅、沢山(たくさん)思い出が多すぎて、どこを喋(しゃべ)っても一片です。だから私の心にしまい込みます。だから思い出話はしません。人の心の中の思い出寿命皆様もそれぞれの思い出の中に歌丸師匠を生かしておいて下さいね。本当の父親、育ての親の先代。守ってくれた最後の父親との別れです。楽さんと呼んで側に置いて下さってありがとうございました。頼る人が居なくなりました…合掌。
(出典:朝日新聞デジタル 『とうとう洒落にならなく…円楽さん「言葉になりません」』7月2日)
浅利慶太さん 演出家
享年85 7月13日、悪性リンパ腫で死去
浅利演出事務所サイトより
愛弟子の俳優、市村正親さん
ゼロから教育して
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