個人事業主として仕事を始めても、1人だけで仕事をするより、関連業種の知人、友人と一緒に仕事をした方がお互いにメリットがあると思うかもしれません。
個人事業主として共同経営するには、いくつかの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
共同経営のメリット・デメリット
共同経営は、1人でできない仕事ができる反面、共同経営ならでは難しい点があります。
メリットとしては、1人では、資金やノウハウ、ネットワークが不足し、創業することが難しいと思われる場合でも、他の個人事業主と共同経営することで、お互いの不足点を補完し合い、1人ではできない事業を始めることができる点が挙げられます。
デメリットとしては、後述の通り、いくつかの経営形態がありますが、同格の立ち位置で共同経営することは難しいため、人間関係や資金面でのトラブルが発生しやすいことが考えられます。
個人事業主が共同経営をするには
大きく分けて3つの方法があります。
1.個人事業主が、一部の事業を共同で行う
この場合は、
(1)数人の個人事業主がグループとして仕事を受けた上で、一人一人が依頼主と個別契約を結び、個別に支払を受ける
(2)個人事業主の1人が、代表として依頼主から仕事を受け、他のメンバーは個人事業主から仕事を請け負う
以上の2ケースが存在します。
コンサルタント業務や企画・デザインなど、プロジェクトごとに依頼された業務
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