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アルスエレクトロニカフェスティバルにおける日本の作品

前回に引き続き、芸術・先端技術・文化の世界的な祭典であるアルスエレクトロニカフェスティバルのレポートをしていきます。

前回はフェスティバルの今年のテーマ「エラー~不完全のアート」に関する作品を取り上げました。また、テーマ展示とは別の見所として注目されていたのがアートコンペティションであるPrix Ars Electronicaの受賞作品展示です。このコンペは30年以上の歴史があり、コンピュータ界のオスカー賞とも呼ばれ広く知られています。

展示を見てみると日本からの受賞作が多くありました。特にPrix Ars Electronicaの部門の一つであるInteractive Art+では、15作品中5点が日本の作家によるものでした。

また、受賞展示に限らず、前回説明したテーマ展示を含めたフェスティバル全体で多くの日本の作品が見受けられました。では、フェスティバルではどのような日本の作品が評価され、展示されていたのでしょうか。受賞作展示とテーマ展示から作品を以下に紹介していきます。

生命が共通のテーマとして見えてくる日本の作品たち

●生命らしさを運動の複雑さで伝えるロボット
Alter
Takashi Ikegami, Hiroshi Ishiguro, Kohei Ogawa, Its

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