大阪府の松井一郎知事と、大阪市の吉村洋文市長が、公明党に対し、かねてから協力を求めてきた大阪都構想の住民投票実施に目処が立たない場合、それぞれ辞職し、知事選と市長選を来年4月7日の統一地方選にぶつける意向を伝えたことが24日、明らかになった。
大阪市サイトより:編集部
毎日新聞が同日朝刊で特報し、大阪政界とメディアを賑わせたものの、当初は、公明党に対する「揺さぶり」と見る説もあった。しかし、午後になり、松井氏と吉村氏が記者会見して「ありとあらゆる選択肢がある」(松井氏)と述べ、各メディアも一斉に追いかけたことで、知事選、市長選のダブル選に、さらに府議選、大阪市議選のダブル選を掛け合わせた「2×2=4」のクアドラプル選の可能性が強まったように見える。
アゴラでも維新所属の柳ヶ瀬裕文都議がノリノリで「捨て身の闘い」と書いており、決戦の前倒しが決まったかのようなムードが出始めているが、公明党の出方次第でどうなるか、いま少し注視する必要はあろう。
ただし、空中戦の効果という点では、選挙戦のアジェンダを早期に設定して優位に戦いを進める意義はある。もし本当に“クアドラプル”選になれば、「橋下抜き」で初めて戦うことになる統一選に向けてカンフル剤になろう。
「出直し選挙」では来冬の任期は変わらず、また選挙に
一方で疑問が生じるのは、辞職したとしても、松井氏、吉村氏がそれぞれ知事選、市長選に出直しで
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吉村氏が知事選へ?松井氏は国政へ?歳末緊迫の大阪政局
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