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リスクと確率と政治:安心と安全の違いと政治の役割

経済ニュース
リスクとは
以前から「安全」を図る基準である科学的・客観的確率計算と「安心」の根拠となる主観的確率計算の違いと、それらが「政治」の現場に及ぼす影響をテーマとして文章を書きたいと思っていたが、内容的に少々退屈なものになりそうだったので久しく棚上げしていたのだが、先日池田信夫氏がブログ記事でこの話題に触れていたので、せっかくの機会なので「確率と政治」というテーマでブログを書くことにした。
リスク分析とは「ある事象(例えば事故)が発生する確率とその事象が発生することによって起きる影響の度合い(例えば被害の大きさ)」を確率的に分析することである。
池田氏の使っている数式で表すと
リスク(期待値)=ハザード(被害)×確率
となる。池田氏はこの期待値としてのリスクの意味を多くの人が理解できていないことを指摘しており、なぜ多くの人が上記の式のような確率に基づいた判断ができないのかは自明ではないが、「恐怖」という感情によるバイアスが一因ではないかと分析している。
しかし私の考えでは、池田氏のこの分析は人々がおこなっているリスク分析の一部でしかなく、もっと精密な分析が可能であり、かつその分析により人々の主観的確率と政治の役割という新たな分析が可能になるはずである。
客観確率と主観確率
最初に今後の分析における客観確率と主観確率の定義をしておこう。ここでの客観確率の定義は簡単に「事象の発生確率を科学的

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