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「デザイン思考の先を行くもの」

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平成最後のクリスマス。個人的には40歳代最後のお正月。そんな年末年始、オススメしたい本を見つけました。畏友、各務太郎さんの『デザイン思考の先を行くもの』(クロスメディア・パブリッシング)です。



このコラムにも何回か登場している各務さんが電通卒業後、ハーバード大学デザイン大学院で学んだことが書かれています。テーマは、何もないところから質の高い仮説を創造する0→1の方法論。そしてそのキーとなる「自己中心デザイン」について、です。

この本によれば、ある専門性を持った人間が異分野の知識に触れたときに「見えてしまうもの」がイノベーションを起こす「アイデア」です。そしてそれが「見えてしまう」ためには「見立てる力」が重要です。それは、普通の人からすると全く関係のない二つを抽象化することで結びつける能力のことを言います。

例えばある小説家にとっては、数学の「順列・組み合わせ」が新しい詩の構造に「見えてしまう」(興味がある方は『百兆の詩篇』で調べてみてください)。例えば若き建築家にとっては宇宙に関する最新研究が、地球上の極限地域で生きる知恵に「見えてしまう」(この事例は本書に詳しいです)。

イノベーションを起こすために、もう一つ必要とされるのが「個人が望む未来からの逆算力」。なぜならアイデアは、個人が未来に対し「どうなるか?」ではなく、「どうした

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