コソボ議会は14日、独自軍の設立を明記した法案を可決した。首都プリシュティナからの情報によると、議会に参席した107人の議員全員が独自軍設立を支持し、全会一致の決定だったという。コソボを主権国家と認めていないセルビア共和国はコソボの独自軍設立決定を国連安保理決議の違反として強く批判している。以下、オーストリア通信(APA)の記事を参考にコソボ情報をまとめた。
コソボ議会で国軍設立が可決した(2018年12月14日、コソボ議会公式サイトから)
コソボは2008年2月、セルビア共和国から独立。09年1月には軽武装のコソボ治安部隊(FSK)が創設されたが、その使命はあくまでも災害対策と警察が担当しない範囲の治安を果たすことだ。そのFSKを通常の軍隊に改編していくというわけだ。同国のアギム・チェク治安部隊相によれば、独自軍を設立することでコソボ国民のアイデンティティをさらに明確にし、コソボ国家の国体の強固に貢献するというわけだ。
現治安部隊は2500人だが、将来、兵力約5000人と約3000人の予備兵士に拡大していく。治安部隊から通常の国軍に編成するまでには約10年の年月がかかるとみられている。コソボ議会のカドリ・ヴェセリ議長は可決後、「わが国の新しい時代の到来を意味する。今後はコソボ国軍だ。兵士に幸あれ」と興奮気味に喜びを表したという。
一方、セルビア側ではコソボ国軍の設立ニュースに激し
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コソボ軍設立はバルカンにプラスか
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