日露交渉に関する記者からの質問に河野外務大臣が4回連続して回答を拒否したと批判されている。外務省は大臣記者会見記録を公開しているので検証しよう。
4回連続拒否は12月11日の記者会見である。河野大臣は「次の質問どうぞ。」と4回連続して回答し、その様子はテレビニュースでも流れた。
外務省YouTubeより:編集部
その前、12月4日には次のような質疑がある。
【読売新聞 梁田記者】日露の交渉に関して伺います。今日午前中の,参議院の外交防衛委員会の方で,大臣のご答弁の中で,内外のメディアにコメント等引用されて,コメントの仕合になってしまうというのはよろしくないので,政府の方針を説明するのは差し控えるというのが,政府の方針だということだったのですが,改めて政府全体としても答えは一切差し控えるという方針なのかという確認と,改めてそのような方針を取った理由をご説明いただければと思います。
【河野外務大臣】これから日露で平和条約の交渉を加速化しようという首脳同士の合意がございましたので,これから交渉が始まるわけでございます。政府としては,政府の考え方は交渉の場できちんと相手に伝える,交渉の場以外で様々なことを申し上げれば,当然,相手側からそれに対する反応を引き出すことにもなり,交渉に資することにならないと考えておりますので,交渉の場以外で政府の考え方を申し上げるのは,差し控えるというのが政府の
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河野外相の質問拒否報道は印象操作
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