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AIがサイト改善提案する「AIアナリスト」開発のWACULが5.6億円を調達、リコーと業務提携

写真左から3人目:WACUL CFO 竹本祐也氏、4人目:CEO 大淵亮平氏、5人目:COO 垣内勇威氏
人工知能を使ってサイト分析、改善提案を行う「AIアナリスト」開発のWACUL(ワカル)は12月12日、第三者割当増資と金融機関からの借入により、総額5.6億円の資金調達を行ったことを明らかにした。また、今回のリードインベスターであるリコーと業務提携契約を締結したことも、あわせて発表している。
WACULが提供するAIアナリストは、2015年4月のリリース。Googleアナリティクスなどのツールを使った分析が難しいアクセス解析初心者や、分析のための人材を専任ではなかなか割けない企業のために、月額課金型で分析ツールを提供するクラウドサービスだ。
AIアナリストはGoogleアナリティクスに連携すれば、追加のタグ設置などを行わなくても、人工知能がアクセス解析データを分析。サイトの課題発見と、課題ごとの改善提案を自動で行ってくれる。リリース以降順調に導入数を伸ばし、現在は2万5000サイトで導入されているという。
今回の調達ラウンドに参加したインベスターは、リードインベスターのリコーのほか、マイナビ、TIS、みずほキャピタルが運営するファンドと個人投資家。調達によりWACULでは、AIアナリストを中核に、デジタルマーケティングの自動化範囲の拡大、他サービスとの融合などを含めたサービスの

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