Googleは、インドで大人気の交通アプリ“Where is my Train”の開発チームをさっと手中に収め、今後さらに同国の市場を開拓する。
このアプリの登録ユーザー数は1000万人で、名称から察しがつくように、列車の座席購入ならびに列車の到着・出発情報が入手できるというものだ。インドでは毎日、国中で1万4000本もの列車が運行されていることを考えたとき、このアプリがやっていることは決してたやすいことではない。Android向けのこのアプリは、オフラインでも、ネット接続が弱いところでも作動し、8言語に対応する。VCがサポートしているRailYatriやiXigoと競合する。
買収額は正式には明らかにされていないが、インドのEconomic Timesが伝えたところによると、3000〜4000万ドルとのことだ。同サイトは8月にGoogleが関心を示しているということを報道していて、そのとき買収サイド候補として中国のスマホメーカーXiaomiなどの名も挙がっていた。Googleの広報はTechCrunchに対し買収を認めたものの、額は明らかにしなかった。
このアプリを開発したSigmoid Labsは2013年に4人の元TiVoエグゼクティブによって設立された。従業員は10人とEconomic Timesは報じている。これまでいくら資金調達しているのかは不明
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