「生活者がコントロールするマイデータの信託サービス」ビジネスフォーラムを開催
11月22日、日経電子版ビジネスフォーラム「『生活者がコントロールするマイデータの信託サービス』~その活用と価値~」(主催:日本経済新聞社 デジタル事業 広告・IDユニット 協賛:電通テック、マイデータ・インテリジェンス)が開催された。
フォーラムの冒頭、マイデータ・インテリジェンスの石井尚二社長があいさつ。同社は、生活者の信託を受けてパーソナルデータを預かり、生活者、企業双方にとって価値の高いプラットフォームを構築、運用することを目的に9月に設立され、11月19日にマイデータ・バンク「MEY(ミー)」をリリースしたと説明した。
個人情報の利活用について「この領域をもう一歩進めるためには、生活者の理解や協力が不可欠。コストバリュー、エクスペリエンスバリュー、プラットフォームバリューの三つについて理解を深め、特に当社はプラットフォームバリューに着目して生活者、企業の双方が利する流通プラットフォームを提供したいと考えている。今回のフォーラムを通じてさらに見識を深め、生活者、企業にとって何が最良なのかを考えたい」と語った。
内閣官房情報通信技術総合戦略室(IT総合戦略室)内閣参事官の吉田宏平氏は「利用者中心のデータ活用の促進に向けて」と題した基調講演を行い、PDS(パーソナルデータストア)や情報銀行、データ取引市場について政府内で重ねてきた議論について解説。
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