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弁理士が解説!『下町ロケット』に学ぶものづくりのヒント

経済ニュース
出典:TBSテレビ『下町ロケット』より
『下町ロケット』は、池井戸潤による小説。宇宙科学開発機構の研究員だった佃航平が、死んだ父の経営していた中小企業「佃製作所」の社長となり、社員たちと共に奮闘する姿を描いている。2015年10月期に平均視聴率18.6%を記録した連ドラの新シリーズが放映されているが、2日の第8話(日曜劇場/TBS)の平均視聴率は11.5%を記録した。
「『下町ロケット』にはビジネスのあらゆるヒントが隠されています」。そのように主張するのは、山田龍也弁理士(クロスリンク特許事務所)である。今回は、新規事業立ち上げに関する話を伺った。
新規事業立ち上げを成功させるポイント
――山田弁理士は新規事業の成功には3つのポイントがあると解説する。新規事業の立ち上げは企業にとっての必須の課題である。既存事業だけで利益を充足できるとは限らない。そのため、新規事業の確立は多くの企業にとって喫緊の課題ともいえる。
「新規事業立ち上げを成功させるためのポイントについて考えてみましょう。私は、新規事業を成功させるポイントは3つあると考えています。新規事業立ち上げを成功させるための第1のポイントは『技術的資産』です。」(山田弁理士)
「新たな分野に参入するということは、その分野に関しては素人ということです。先行して参入していた会社の方がその分野に固有のノウハウを蓄積していて一日の長があるわ

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