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オーディオブック配信のオトバンクが東ガスやニッポン放送ら5社と資本提携、音声コンテンツの浸透目指す

オーディオブックの配信サービス「audiobook.jp」を展開するオトバンクは11月27日、東京ガス、カルチュア・エンタテインメント(CCCグループ)、フロンティアワークス(アニメイトグループ)、VOYAGE VENTURES、ニッポン放送の5社と資本提携を結んだことを明らかにした。
今回の提携は業務提携を見据えたもので、各社とはそれぞれのアセットやチャネルを活かしてオーディオブックの普及を推進するとともに、音声コンテンツに関する取り組みも実施する計画だ。なお具体的な金額は公開されていないものの、オトバンクでは今回の資本提携を通じて数億円規模の資金を調達しているという。
オトバンクの主力サービスであるaudiobook.jpは、さまざまな書籍を音声コンテンツとして配信するオーディオブックサービスだ。前身となる「FeBe」は2007年から運営していて、今年の3月にサービス名の変更も含めたリニューアルを実施。コンテンツの単品購入に加えて月額750円の聴き放題サービスも始めている。
オトバンク代表取締役社長の久保田裕也氏によると、聴き放題の影響もあり夏頃からグロースのペースが上がってきていて「(リニューアル前と比べ)デイリーの加入者も数倍に伸びている」状況だ。
とはいえ海外のオーディオブック市場が年次30%くらいのペースで拡大していることを踏まえると「求める成長の幅までは足りない」とい

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