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著作から見えてくる政治家の真実①鷲尾英一郎という政治家

経済ニュース
政治家の本といって、多くの人が想像するのが大物政治家の回顧録の類だろう。回顧録は、当事者の解釈が介在しているが、他の誰も知ることの出来ない真実の一面を知ることが出来るという意味で、非常に興味深い。少し前になるが、山崎拓氏の『YKK秘録』を読んだが、これは抜群に面白い回顧録だった。
回顧録だけでなく、現職の政治家の書いた著作も読んでみると色々な意味で面白い。政策について書いてある部分を読むのは退屈なことが多いが、その政治家が何故、政治家を目指したのか、あるいはその政治家自身の基本的な哲学が書かれていている部分が面白い。
政治家の本に言及すると「あんなゴースト・ライターの書いた本なんてくだらない」という意見を耳にするが、私はこういうことを言ってしまう人の政治的センスのなさに呆れてしまう。仮にゴースト・ライターが書いた本であったとしても、本人の名前で出版している点に意味がある。
自分自身が全く思ってもいないことを自らの著作に平然と書き連ねているような政治家であれば、それは相当いい加減な政治家であることがわかるし、自らの著書で語った哲学をそれ以降の行動で裏切るような政治家であれば、その政治家の言葉を容易に信じてはならないことがわかる。
今回、取り上げてみたいのは鷲尾英一郎代議士の『全身政治家』(幻冬舎)である。本書の記述を随時紹介しながら、鷲尾英一郎という政治家について語ってみたい。

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