今週のメルマガ前半部の紹介です。
第4次安倍内閣のサイバーセキュリティー担当大臣に就任した桜田先生が「PC使ってない」と国会質疑で回答し、世界から驚きをもって受け止められているようです。
桜田大臣Facebookより:編集部
「パソコンすら使わない男をどうしてセキュリティ担当のトップに起用するんだ」という疑問は、ある意味当然のものでしょう。
【参考リンク】世界の桜田
そもそも桜田センセイのご経歴も泣かせます。高校卒業して大工として働きながら明治大学の2部に通い、土建業で起業して市議会、県議会を務めあげて国政にという、ある意味こてこての自民党議員の王道を歩んできた方です。
たたき上げの立派なおじさんですが人生のどのステージにおいてもセキュリティとかすった痕跡すら見受けられません。
なぜ安倍さんはそんな桜田センセイをよりによってサイバーセキュリティ担当相なんかに登用したんでしょうか。
我が国の偉い人は何かあった時に腹を切るのが仕事だから
実はこの問題は人事制度のギャップから生じるものです。
諸外国の人事制度は個々人の職務内容が明確であり、処遇もそれに紐づいています。今話題のカルロス・ゴーンさんは大学卒業後に入社したミシュラン社で最初に携わった仕事は工場長ポストでしたが、別にゴーンさんが偉かったわけではなくて「工場長という仕事」をしていただけの話です。
一方のわが国では、個々人の担当する
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