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ファンの脱落を防ぐ「仲間スイッチ」

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こんにちは。送り手(商品やサービスの提供者)と受け手(商品やサービスのファン)のコミュニケーションから、ファンマーケティングを考える「偏愛ストラテジー」コラムの3回目です。今回はその中でも「脱落を防ぐ」という課題に立ち向かってみたいと思います。

この記事を読んでくださっている皆さんの中にも、「以前は好きで好きでたまらなかったアイドルがいたけれど、今はそうでもないなあ」とか、「一時期よく通っていたあの店に最近は行かないな」とか、「親子三代で愛用していたあのブランドも、自分の代になってあまり利用していない」などという経験をしたことがある人がいるのではないでしょうか。

ダイエットや勉強や仕事は目標値があればモチベーションを維持しやすくなります。一方、偏愛(≒ファン化)には目標もゴールもありません。KPIだってありません。そのため、ファンからは脱落しやすいのです。

脱落を抑止するのは「仲間」の存在

前回のコラムではファンの気持ちを維持するためには「言霊スイッチ」を入れること、すなわちファンであることを第三者に宣言すると、好循環が起こりやすく、偏愛が保たれやすい(むしろ偏愛度があがることもある)ということを書きました。

脱落しやすい状況とはその逆です。
例えばダイエット。自分一人で頑張って成功する人もいますが、レコーディング(記録)をしたり、知り合いに

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