ヤングスパイクスでゴールド受賞。プランナーの「ファクト重視」の思考プロセスとは。
アジア最大級の広告フェスティバルとして毎年開催される「スパイクスアジア」。この中には、30歳以下限定で各国の代表2人が1チームを構成し、現地で出された課題に対し24時間の企画とプレゼンで競う「ヤングスパイクスコンペティション」があります。デジタル部門やPR部門などがあり、各部門でコンペが開かれます。
今年172チームが参加した国内予選を突破して、PR部門の日本代表として電通の中川諒氏(第5CRプランニング局)が出場。村石健太郎氏(フリーランス)とチームを組み、シンガポールで行われた本戦で優勝に当たるゴールドを受賞しました。
ヤングスパイクスコンペティション授賞式で
課題が出されてからプレゼンを終えるまで、どんな悩みや苦労があったのでしょうか。そして、それを乗り越えゴールドを取った今、何を得たと感じているのでしょうか。中川氏に話を聞きました。
中川諒氏(電通 第5CRプランニング局)
15回以上も挑戦。そこまでコンペにこだわった理由
──中川さんは入社してから8年間、このような広告コンペに何度もチャレンジしてきたと聞きました。それだけにこの度のゴールド受賞の喜びも大きいのではないでしょうか。
今年ちょうど30歳ですが、これまでにいわゆる“ヤングカンヌ”と呼ばれる「ヤングライオ
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