吉本興業は、どこから来てどこへ行くのか。
という問いを発するのは、いま一番行方が注目される企業だからです。ぼくは社外取締役として厳しいチェックをすべき立場であると同時に、純粋な吉本ファンとしてその行方に期待するからです。
1912年の創業以来106年、お笑い一筋でありながら、完全変態を遂げてきました。
大正から昭和にかけ、劇場ライブを本業とする半世紀がありました。
次いで1960年代にはテレビに本拠を構え、半世紀にわたり、1次・2次・3次のお笑いブームを巻き起こしました。
ここまでが一世紀。お笑いの認知度と芸人の地位向上を成し遂げました。
漫才師をカッコいい憧れの仕事に高めました。
一世紀を迎える頃(大崎洋・現社長が就任した頃=上場を廃止した頃)には、デジタルへの体重移動を進めました。
それ以前から衛星やDVD等への取組には熱心で、さらにネットやスマホのビジネス展開に力を入れたのです。
テレビ→ニューメディア→マルチメディア→スマートメディアと、メディアの進化に常に先駆的に取り組んできた企業です。
(ぼくは1992年、郵政省当時、政府で初めてコンテンツ政策の委員会を作る際、吉本興業の先駆的取組をみて、東京代表の木村政雄さんに委員に入っていただきました。2名事務所だった東京のもう1名、大崎さんが代理で一度お越しになったことを覚えています。
そして2009年、知財本部の座長を引き受ける
スポンサーリンク
吉本興業、次の100年に向けた挑戦(前編)
最近の投稿
- 新作が「 コール オブ デューティ 」史上最大のリリースに。アクティビジョンの巧みなプッシュ型マーケティング戦略とは
- Sam Altman once owned some equity in OpenAI through Sequoia
- 「ONE Asia 2024」最高賞はPEDIGREE「Adoptable」、「#2531佐藤さん問題」などが入賞
- インサイドセールスに向いてる人って?
- SWOT分析を仕事に活かす最強の方法|今日から使える実践ガイド
- [LEN] レナード社(LEN)4Q決算:減収も堅調なキャッシュフローと資産軽量化戦略に注目
- 本日の一冊「文化資本の経営」
- 炎上会見で露呈、期待が迷走に変わった日大改革 焼け跡から再建を果たした「中興の祖」が源流に | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン
- FRB脅かすトランプ氏の影、大統領就任前でも – The Wall Street Journal発
- REGALIとStack、AppifyとLEEEPを連携 共同マーケティングと営業活動の展開も
コメント