大きな組織が、これまでのソフトウェア資産の全てを破棄することなく、現代的なやり方に適応していく作業に苦労している中で、そうした組織と協力しているある企業が、そうしたプロセスを助けるための買収を行った。本日(米国時間11月15日)Citrixは、レガシーソフトウェアのための「マイクロアプリ」を開発するスタートアップSaphoを買収したことを発表した。Saphoのソフトウェアは、企業の従業員たちが、従来のソフトウェアを、クラウドやモバイルを通して、あたかも現代的なアプリケーションのように利用することを可能にする。
買収は全額現金で2億ドル前後であったと伝えられている。これは良いリターンだ。Saphoは2014年以来、AME Cloud Ventures、Louie Alsop、そしてFelicis Venturesなどの投資家から、わずか2800万ドル以下の資金調達しか行っていなかった。共同創業者のFouad ElNaggarとPeter Yaredを始めとして、ベイエリアを中心とした90名の従業員チームとプラハの開発オフィスがCitrixに加わる。
Citrixは現在、約140億ドルの時価総額を有しているが、これはエンタープライズITの世界における大きな流れに従い、主に仮想プライベートネットワークサービスから、よりハイブリッドなクラウドモデルへ焦点を切り替えた、新しいCEOのDavi
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