「デザインスプリントには関心があるが、そもそもチーム全員を5日間フルでアサインするのは難しいかもしれない」
先日クライアントであるBlue Labのメンバーと5日間のデザインスプリントを実施する機会があったが、実施する前にこんなことを言っていたのを覚えている。
話を聞いてみると参加させたいメンバーが他の案件を掛け持ちしていたり、どうしても抜けざるをえない別の会議があり5日間フル参加は難しいとのことだったが、なんとか調整してもらいクリアできた。
今回のプロジェクトを通じて改めてデザインスプリントは新規サービス開発を進めていく上でとても有効な手法だと実感したが、一方でこのような日本の企業に起こりがちな問題を克服していく上でも効果的な手段であると気が付いた。
今回は日本企業の新規サービス開発現場で起こりがちな問題を踏まえた上で、デザインスプリントが日本企業がイノベーションを進めていく上でどのような点で効果があるか考察してみたい。
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